「もうこれ以上、何を言っていいのかわかりません」
煮え切らない態度に堀口コーチにセッションの中で言われた一番印象に残っている厳しい一言。
言われた瞬間、「コーチにも見放された。。。」正直そう思いました。
当時、私は個人事業主として生計をたてていたのですが、ビジネスがうまくいかずに方向性を決めかねていました。
セッション中、堀口コーチが、斬新なアイディアをいくつも出してくださったのですが、なぜか私は「それいいですね!やってみます♪」とは答えられず沈黙が度々訪れました。
「今の○○さん自身を表現するとどのような感じですか?」
堀口コーチからの静かな問いかけにパッと頭に浮かんできたのは、「散歩をかたくなに拒否するワンコ」のイメージ。
そのイメージが意味することはやめることへの罪悪感にまみれて見えなかった「私は、この仕事もう続けたくない」という本心が明らかになり、それを自分自身で認めることとなったのでした。
コーチに答えを求めるのではなく私自身で考えぬいて決断をする方向に導く為に、その一言をあえて伝えてくださった堀口コーチの不動の強さを、それから数年経った今だからこそ感じています。
クライアントを失うリスクがありますから、ここまで踏み込んで厳しいことを伝えられる愛のあるライフコーチはなかなかいらっしゃらないと思います。
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